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2008年 12月 09日
小さな会社、ベンチャーも含まれるのですが、が困るのは信用がないということです。
どれだけ立派な商品を作っても知名度の低い会社のものであれば、どうしてもお客様からうさんくさく思われてしまいます。 このうさんくささをどうやって払拭するというのがベンチャー、中小企業の大きな課題となってきます。 大きな会社の子会社であれば、親の威光でなんとかしようとするわけです。 それがなければ、さまざまなマーケティング手法を駆使するわけです。 例えば、圧倒的な保証をつける…、とか。これを書き出すときりがありませんので、ビジネス書を読んでください。 うさんくさいというのは個々の会社だけでなく、属する業界が小さければ同じように思われてしまいます。 何かおかしなことをしているのだろう、とか法に触れるようなことをしているんじゃないかと疑われます。 規模が小さいというだけで業界も会社もそのような印象を与えてしまっているわけです。 残念ながら、マイザの属するストックフォト業界は小さく、知名度は低いです。 税務署からも、どんなお仕事ですかと質問されるくらいですから。 世間様からはうさんくさい業界と思われていることでしょう、というか知られていないので分からない、分からないからうさんくさいと思われる、というのが正確なところですね。 あるモデルエージェンシーの方とお話しているときでした。彼の発言に小さなショックを受けました。 「きちんとした服装でおかしなポーズを要求されない業界なんですね。正しい使い方ばかりでびっくりしました。」つまり、最近までストックフォトとはうさんくさい仕事と思っていたわけです。 続けて言うには「紐だけのビニキを着せられたり、豹柄の露出度の高い服装を要求されないんですね。」 あーあ、彼はほぼ風俗かアダルト業界に近いものと思っていたということです。 もうひとつエピソードを。 肖像写真の使用について新聞記者から取材を受けているときのことです。 やたら業界の団体はあるのですか、何社くらいが加盟しているのですか、と聞かれたのです。 その時はなんとも思わなかったのですが、このブログを書いていてピーンときました。 つまり、業界団体もないようならいかがわしいビジネスに違いない。うさんくさいビジネスかどうかを業界団体の存在で判断されるということです。 ということで小さい会社(業界)=知られていない=うさんくさい、という図式が成り立っているのです。 ストックフォトビジネスは写真文化に貢献し、広告業界に多大な貢献をしているものと自負しています。 ところが、小さな業界なのでうさんくさく思われてしまうのでしょう。 このイメージを払拭するためには個々の会社が対応していても手に余ります。 業界あげて認知度と更なるイメージの向上を目指す必要があります。 というのが偉そうな結論です。失礼しました。
by mixa_suwa
| 2008-12-09 13:25
| 社内ベンチャー
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