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2009年 05月 01日
今日はメーデーですね。
10年ほど前まで労働組合員だった私には感慨深い日です。 ところで、なぜメーデーは休日にならないのでしょう?全世界では80ヶ国以上が祭日となっています。 日本の祝日は年間15日で、世界的にみるととても多いのですが、この日は祝日ではない。 勤労感謝の日があって同じ主旨だからでしょうか?でも勤労感謝の日は新嘗祭を端としていて起源が違います。 たしか、メーデーを休日にしようとする動きもありましたが、どうなったのでしょうね。 閑話休題。 今日の話題は街中で見かける手作りサンドイッチのお店「サンドーレ」です。 土曜日の朝食は近所のサンドーレのサンドイッチが我が家の定番です。 ポテトサンド、ハムサンド、ミックスサンドなど奇をてらわないオーソドックスなラインアップが良いですね。 調味料、保存料が入っていない(あるいは少なく)素材を生かした素朴なおいしさは、豪華でもなければ、斬新でもありません。 昔からある味を黙々と作り続けている姿勢に好感が持てます。 価格も良心的です。コンビニのサンドイッチに比べても安いようです。 ビジネスの仕組みが分かりやすいですね。 自分が作ったサンドイッチを自分で売る、製造販売が一体で、売り切れになれば本日の商売もオシマイとなります。 販売チャンスを逃さないために廃棄もやむなしというコンビニの姿勢にクビをかしげる私には潔く映ります。 売り量の上限は作る量の上限ですから、マンパワー以上の業務拡大は見込めません。 そこには面倒なレトリックは存在せず、商売の原点そのものです。 お店を続けるためには、こつこつと手抜きをせずにサンドイッチを作り続け、お客様からの信頼を勝ち得る以外にありません。 先日書いたような「はらドーナッツ」のようなトピックスはありません。ホームページが充実していたり、店舗が おしゃれだったり、食の安全性をアピールするなどの戦略はありません。 愚直に手ごろな価格と素朴なおいしさのサンドイッチを作り売るというビジネススタイルです。 住宅街にあり、ご近所の方を相手に商売を行う、スモールビジネスの典型ですね。 このような商売を正直ビジネスと勝手にネーミングしました。 こんなお店、めっきり減ってしまいました。 先週の土曜日のことです。「もうすぐ来られる頃だと思っていました。お待ちしていました。」と声をかけられました。 お馴染みさんだと思ってくれているんだと、うれしくなりました。 今度の土曜日もいつものようにサンドウィッチの朝食です。 頑張れ、サンドーレ!コンビニなんかに負けるなよ。
by mixa_suwa
| 2009-05-01 10:42
| 社内ベンチャー
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