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2009年 06月 22日
コーヒーチェーン店が苦戦していると聞きます。
スターバックス、タリーズなどのシアトル系カフェの売上は伸びず、ドトールなどのチェーン店もお客様が減少しているようです。 たしかに、贔屓にしている上島珈琲店も席が空いていないということがなくなりました。 半年くらい前なら、お昼休みに利用すると、3回に一度は空席なしの状態だったのですが、ここ3カ月は確実に席が取れるようになりました。 変わって増えているのが、マクドナルドなどのファーストフードでの販売とコンビニエンスストアでの店頭販売であるといいます。 コーヒー販売増の理由は味の改良と価格だと新聞の記事では分析していました。 実際に体験したエピソードを紹介します。 営業で外出したときのことです。時間調整でマクドナルドに入って驚きました。 たしかにコーヒーの味がうまくなっています。以前はお世辞にもおいしいとは思えず、煮詰まったような味としか感じなかったものが、ちゃんと飲める味となっていました。 しかも、価格はたったの100円です。 銀座で100円ですから驚きです。店の作りも銀座なので大人仕様です。ファミリー向けのファンシーな店内ではありません。だからでしょう、午後2時過ぎという中途半端な時間でもぎっしり満員でした。 この現象は、今の消費動向を正確に表しているといえるでしょう。 低価格ながら品質は高いものしか売れない、ということです。 安かろう悪かろうでは話にならない、良かろう高かろうでも話にならない、安かろう良かろうでなければならない、このことを教えてくれます。 厳しい時代ですね。 さて、この現象はコーヒーだけでしょうか。もちろん、そうではありません。 ファミレスのお客様がファーストフードに流れ、デパートのお客様がディスカウントストアに流れている現象も同様のものでしょう。 価格をあまり気にせず消費してくれるお客様の層が確実に減っているようです。 さてさて、それではストックフォトビジネスはどうでしょうか? 特殊でニッチな業界なので、世間の動向とは同じにはならないと思いたいですね。 しかし、全体の景況の影響を受けないビジネスはありません。 家計が苦しくなっているときは、企業の予算も余裕がなくなっていると覚悟しておくべきでしょう。 お客様が求めるクオリティーの写真をお客様が求める価格で提供できるのか? 無理だと思えばゲームオーバーです。これはマーケットからの退場を意味します。 椅子取りゲームの椅子は少なくなり競争はますます激しくなってゆく、こんな感じですか。 どこもかしこも厳しい時代です。 ストックフォト販売サイト デザインコンシェルジュで新作イメージをご確認ください!
by mixa_suwa
| 2009-06-22 09:59
| ストックフォト
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