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2013年 01月 07日
明けましておめでとうございます
本年も変らぬご愛読をよろしくお願いします 年末年始は日並びがよく9連休になったかたが多いようでした。 おかげで海外旅行が絶好調で史上最高の出国者になったとか。 レジャー産業、旅行会社の好調は当分続くのでしょう。明るい話題です。 お話し変りまして、今日取上げるのは福井健策弁護士の 「ネットの自由」vs.著作権 光文社新書です。 このブログで福井さんの著書を取上げるのはは3回目となります。 出版社の紹介はこちらです。http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334037079 写真という著作物で生計を立てている人間にとっては必須の書でしょうね。 自民党政権に変って、TPPの交渉の行方はどのような展開を見せるのでしょう。 TPPといえば農業、保険分野ばかりに注目が集まりますが、我々のビジネスに直接関わる著作権も大きな議題のひとつであることが分かります。 詳しい内容は本書を読んでいただくとして、ひとことで言うとアメリカのルールを共通のルールとして押しつけられる可能性が高い、ということです。 一例が、現在の著作権保護期間を50年から70年にする、などです。 あるいは、著作権違反を被害者が自ら告訴する「親告罪」から、被害者が告訴しなくても検挙できる「非親告罪」とするなどです。 このアメリカのルールの是非を考える前に、このような議題が検討されるということは最低限知っておく必要があるでしょうね。 そして、ルールメーキングを誰が行い、どのように決まるのかに、著作物で生計を立てている当事者として声をあげる必要があるのではと思いました。 こうした刺激を受けるだけでも、本書を読む価値はあります。 この書の紹介として、的確なブログを見つけました。こちらです。http://blogos.com/article/49621/ ところで、音楽業界ではCDであろうがダウンロードであろうが楽曲そのものは単独の商品ではなくなり、ライブに集客するための「プロモーションツール」になるとの一文があります。 それなら写真はどうなるのだろう?ライブで稼ぐというわけにはならないでしょう。 となると、ストックフォトは単独商品ではなく、依頼撮影のためのプロモーションツールなのか、あるいは撮影教室の集客のための販促材料になるのか…。 といつものように、くだらない妄想が膨らんでゆくのでした。 そうならないように、単独の商品としての価値を主張し、不正利用をいかに防ぐか、これが今年の課題となりそうです。 引き続き、本年も変らぬご愛顧をお願いいたします。 詳細はコチラから! http://de-con.mixa.jp/media/package/XAMIL
by mixa_suwa
| 2013-01-07 10:06
| ストックフォト
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