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2014年 11月 25日
おかげさまでマイザは20周年を迎えることができました。
1994年11月に大日本スクリーン製造(現:SCREENホールディングス)開発企画部の一プロジェクトとして発足してから、さまざまな紆余曲折を経て20年。 会社として独立してから10年になります。 20年ねえ。人間なら生まれた子が成人する年月かと思うと、少しだけ感慨に耽ります。 どの会社にも歴史がありますが、残念ながら披露するほどの波瀾万丈のエピソードはありません。 中小企業の経営者によくある、倒産寸前までいったなどの武勇伝も、これまたありません。 しかし、小さいながら山あり谷ありなのは、どの企業であっても同じでしょう。 振り返ると、さまざまな思いがよみがえってきます。 ホント、人にも企業にも歴史あり、ですね。 20周年といっても特別なイベントを行う予定はありません。 昨日とあまり変わらない今日を、気負うことなく淡々と続けていこうと思います。 よくこれだけ続けられたなと自分でも感心します。 会社の存続の確率は1年で70%、5年で30%、10年で5%、20年で3%といわれます。 とりたてて強みがあるわけではなく、サラリーマン社長同様の私が経営していても残存3%になぜ入れたのだろうか? コンテンツを作り続けたから、だと思います。 この20年のあいだに、華々しい活躍をしながらも消滅していった会社はたくさんあります。 そうした会社は伸び行くジャンルに思い切った投資を行い、急成長を遂げました。 しかし、急成長した会社はビジネスモデルの陳腐化もはやく、事業を継続できません。 逆説的な言い方をすれば、細々であっても続けたからこそ続けられる、ということもいえます。 とりたてて強みがあるわけでなく、サラリーマン上がりの凡庸な経営者でも長く勤めていれば事業は続くものなのかもしれません。 商いは飽きない、といいます。 続けることが強みになっているようです。 それでは、お天道様に恥じないように事業開始21年、会社独立11年を目指して、あまり力まず小さく頑張ろうと思います。 今後ともお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。
by mixa_suwa
| 2014-11-25 09:30
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