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2015年 01月 16日
先月の中ごろ、「著作物の改変」について書いたブログのアクセスが急に増えました。
多い日は300を超えています。なにかトラブルがあったのでしょうね。 http://mixaphoto.exblog.jp/18133897/ 残念なことですが、著作権をちゃんと理解して、著作物を利用する人は稀です。 アナログの時代であれば、著作物を改変することは技術的に難しいことでした。 デジタルの時代となり、著作物がデジタルデータとしてネットで流通されるようになると、いとも簡単にできるようになりました。 そのせいでしょうね。著作物の改変トラブルは激増しています。 “加工ができる”ことと“加工をしていい”ことの区別がついていない。そんな印象を受けます。 昨今では無償のレタッチアプリがいくらでもあります。 アプリを使っての加工、改変は簡単ですが、それだからといって他人の著作物を勝手に改変してもよい、ということにはなりません。 ここを間違えないようにしていただきたいです。 デジタルデータとして流通するようになって、著作物を入手することも容易になりました。 ネット上にあるものは、すべて無償でダウンロードしても構わない。 ダウンロードした写真はどう使っても構いない。 なぜならネットにある写真はフリー素材だから。 こんな誤解が大手を振ってまかり通っています。まったくの間違いです。 ネットのある写真、イラストすべてに著作権者は存在します。 勝手にダウンロードして、勝手に加工しても問題が発生しない、などというコンテンツはありません。 そう覚えていただいたほうが良いですね。 著作物の改変トラブルを避けたいのであれば、先ず利用規約をきちんと読んでください。 加工を許諾しているのか、禁止しているのかが書かれているはずです。 また加工を許可していても、このような加工はダメだと制限があるのかも調べてください。 コンテンツの利用規約が見当たらないのであれば、そもそもダウンロードして利用できない可能性も高いです。 疑問があれば著作権者、あるいはサイトの運営者に尋ねてみてください。 なんで、こんな手間をかけなくてはならないのか、と不満を持つ方がいらっしゃいますが、他人の著作物を利用するということは手間がかかるものだと覚悟しておいたほうがいいです。 後々のトラブルを避けるためにも。 このようなことを説明すると、ダウンロードできる状態にしているほうが悪いと開き直る人もいます。 これは言い訳にはなりません。泥棒が窓を開けておいたから侵入できた、悪いのは窓を開けておいたほうだと言っているのと同じです。 改変も同じように、しやすい状態で流通されているから、使った人には責任がない、とはなりません。 繰り返します。 著作物の加工、改変を無断で行うことは、著作権者が持つ著作者人格権を侵害することになります。 必ず利用規約を確認してから行ってください。
by mixa_suwa
| 2015-01-16 09:30
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