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2016年 03月 18日
「戦略がすべて 瀧本哲史・著/新潮新書」が本屋に平積みです。
この著者は「僕は君たちに武器を配りたい」でビジネス書大賞を受賞された方。 星海社新書という若者向けの新書でも2冊の著述があり、その2冊は私のお気に入りです。 出版社からの案内はこちらです。 http://www.shinchosha.co.jp/book/610648/ この本のⅠ章「ヒットコンテンツには「仕掛け」がある」は、ストックフォトのみならずコンテンツビジネスに関わる人には是非読んでいただきたいです。(といつものように要らぬお世話) 現在のコンテンツビジネスのフレームワーク(仕組み)がどのようになっているのかを非常にわかりやすく解説しています。 キーワードはプラットフォームです。 以前にもプラットフォームについてはこのブログでも書きましたが、重要なので再度書きます。 過去のブログはこちらです。 http://mixaphoto.exblog.jp/17143978/ http://mixaphoto.exblog.jp/24539030/ http://mixaphoto.exblog.jp/24238043/ コンテンツビジネスで稼ごうと思うなら、プラットフォームビジネスのビジネスモデルを理解する必要があります。 利益を上げるためには、どんな戦略をとれば良いのか? その答えが本書にあります。興味のある方は本書を購入ください。 昨今のITベンチャーで成功するところは、ほとんどこのプラットフォームビジネスですね。 コンテンツは一般から広く募り、自らはマーケットプレースを提供する、そこで売買させて手数料を稼ぐ、というものです。 プラットフォームビジネスのことを「博打(ばくち)と同じ」と言う人がいます。 胴元だけが儲かり、賭けるほうは損するからです。 その通り。うまい例えです。 胴元は個々の参加者の誰が儲けて、誰が損しようが関係ありません。 できるだけ賭け子が増えて、大量のお金を張ってくれればいいのです。 勝負があればテラ銭は確実に入ってくるのですから。 胴元としては賭場を魅力的にして、いかにたくさんの人を熱中させるかが肝心です。 たしかに似ています。 この本の帯のキャッチコピーは「バカは市場で勝ち残れない。」 なるほど、バカは置き換えの効く、誰が行っても同じ仕事、著者いうところのコモディティに就いて、安い給料で働くしかないのか…。 プラットフォームビジネスに関わっているのに、運営者ではなく参加者のままで、少ない利益に甘んじるしかないのか…。 資本主義社会は厳しいですね。 ここを理解するためにも、本書は役に立ちます。 では、お前はバカじゃないのか?と尋ねられれば、バカですと答えざるを得ないところがまた悲しいです。
by mixa_suwa
| 2016-03-18 09:30
| ストックフォト
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