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2016年 06月 13日
スマホの写真がフリマみたいに売れる買える、というキャッチコピーの
Snapmart(スナップマート)が一部ストックフォト業界で話題らしいです。 聞いたことない?こちらをご覧ください。 https://snapmart.jp/ このサービスの紹介記事はこちらです。 http://jp.techcrunch.com/2016/06/02/snapmart/ おもしろいところに目をつけたなあ、と感心します。 このサービスを開発した人は、ウェブメディアの編集長だった経験からこのような写真のニーズに気がつきました。 このような写真?どんな写真でしょう。 私にも同じような経験があります。 旅行会社に勤める友人からこんなアドバイスをもらいました。 「ストックフォトには旅の楽しさが伝わる写真がない。」 「風景を美しく切り取った写真、おいしそうな料理の写真はいくらでもあるが、それだけでは旅の楽しさは伝わらない。 あくまでも風景、料理の説明のための写真である。説明の写真ではなく、楽しさ、感動が伝わるような写真が必要」 話しだけではピンときませんが、続けて友人は、「女の子がSNSにあげてくる写真にはそんな写真がいくらでもある。」 例えば、と見せられた写真は、足湯に浸かった浴衣を着た本人の足を自撮りしたもの、友人が口のまわりは味噌だらけにしてB級グルメをほうばっているものでした。 つまり素人さんの旅先でのスナップショットです。 旅行の広告媒体が印刷物からウェブへとウェイトが変わるにつれ、求められる写真に変わってくることに友人は気づいていたようです。 従前の写真よりもよりカジュアルに、ということです。 私の言葉ならノット・ストッキーです。 上手に撮るよりも、おもしろいシーンを撮影したものでしょう。 感心されるのではなくて、後でみんなで笑って、うけるー!とかいわれる写真です。 こうした写真が広告用として求められる時代が来たということでしょう。 日本でスマホで撮影したものを安価で販売するというのはなかなかありません。 アマチュアであっても、プロ品質の写真しかストックフォトとして販売されません。 しかし、海外ではスマホで撮影した写真が平気でストックフォトとして販売されています。 どのように撮ったのではなく、なにを撮ったのかが問われているようです。 といつものように勝手に理屈をつけてしまいました。おっさんの悪いクセです。 これもストックフォトの新しい展開なのでしょうか。 注目してゆきたいですね。
by mixa_suwa
| 2016-06-13 09:30
| ストックフォト
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