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2016年 10月 03日
弊社社員が聞き慣れない「フリーテル」という通信サービスを利用しています。
この手のサービスに疎い私は、docomo、ソフトバンク、auの3大キャリア以外に興味を持ったことがありませんが、コスト意識の強い弊社社員は格安スマホに惹かれたようです。 格安スマホと聞くと、安かろう悪かろうと思ってしまいますが、これは偏見のようです。 弊社社員から聞いた評価は、使用するうえでなんの問題もない、というものです。 ソフトバンクからの乗り換えですが、通信速度はフリーテルのほうが早いと言っています。 月の支払いが7000円から2500円になったと大喜びです。家族も乗り換えました。 冒頭に聞き慣れないと書きましたが、昨今はテレビコマーシャルを流していますし、ヨドバシカメラの店頭では大手3社にひけを取らない存在感を示しています。普及期に入っているんですね。メジャーまでもう少しって感じです。 先月20日の日経新聞に「ヒットのなぜ」というコーナーで大きく取り上げられていました。 読んだ方も多いと思いますが、寡占状態の業界で新興のベンチャーがどのように商機を見出していったか、ということが書かれています。 独特の商習慣があって通信料が高いのが日本、そこに低価格の端末と通信料で参入すれば商機があるとよんだ、とあります。 なるほど。しかし、これは通信業界のことだけではないな、と思いました。 日本のマーケットは、独特の商習慣がどの業界にもあり、価格は世界標準から外れて高止まりし、力のある数社でシェアを分け合っています。 そこに圧倒的な低価格で、しかも品質は厳しい日本人にも納得してもらえるレベルで参入することが、新興ベンチャーにとっては肝なのですね。 勉強になります。 携帯大手の乗り換えが加速、と見出しにあります。 ここまで書きながら、なんだ自分の属する業界だって同じことではないか、と気づきました。 携帯大手のシェアを奪って、売上を伸ばす格安スマホ。 従来ストックフォトのシェアを奪って、売上を伸ばすマイクロストック。 業界の規模も商材も違うけど、ビジネスモデルは同じようなものです。 社長の話しとして紹介されているのが、前職でつかんだ顧客の声を生かす、という姿勢。 この考えはスマホ業界だけでなく、どの業界でも通用するでしょうね。 ユーザーの不満の声を拾って、それを解決するような商材を提供するということです。 さて、この躍進する格安スマホに対して、携帯大手はどんな対抗策を打ち出すのでしょうね。 格安スマホ市場の伸びが鈍化したときが見ものでしょう。 翻って、私の属する業界も新旧それぞれに対抗策と伸張策を立てて実行しなくてはなりません。 他人事のようにいってますが、さて弊社はどうしようかな。
by mixa_suwa
| 2016-10-03 09:30
| 神楽坂日記
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