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2009年 01月 01日
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします さて、今年はどのような年になるのでしょう。 残念ながら、景気が劇的に回復して好景気に沸くということにはなりそうもありません。 昨年後半と同様に厳しい経済状況が続くと覚悟しておく必要があります。 しかし、そんなに悲観することはないと考えております。 経済とは日常の営みの結果を集めたものです。 いくら不景気になったからといって食事をしなくてはなりませんし、着るものも住むところも必要です。 生活をやめるわけにはいきません。 また、豊かさを覚えた新興国の人の経済成長への渇望は止むことがないでしょう。 豊かな生活への欲望がある限り経済成長は続きます。 そこにビジネスチャンスはあり、ビジネスのあるところには広告需要もあります。 広告需要のあるところ、ストックフォトの需要も発生します。 考えなくてはいけないのが、この状況にあうコンテンツをいかに提供するかです。 時代の気分を表すキーワードはスモール&コンパクトです。 1500億円の赤字を発表したトヨタは悲観的な話題ばかりではありません。 新型車iQの初月度の受注実績は当初予想の2500台を大きく超えて8000台になりました。 おもしろいのは購買した人の世代です。ターゲットにしたのは20代の若者でしたが、一番多かったのが50代でした。 これって、現在の消費を端的に表していると思います。 お金をもっているのは中高年、しかし彼らは自分が老人と思っているわけではないということです。 iQの評判が高いのは、燃費が良い=エコである、価格も150万円程度で手ごろだと評価されたからでしょう。 今はレクサスの気分ではないということでしょうね。 おそらく上記のことは自動車だけでなく、どの業界にも当てはまるのでしょう。 結局、求められるのは価格ほどほど、コストパフォーマンスの高い商品です。 ということがストックフォトビジネスにも当てはまる気がします。 余談です。 松の内っていつまでだと思いますか? 東京では7日までです。私は京都から東京へ来たときに門松や注連飾りが年明け1週間で外されてしまうのに驚きました。 関西では15日まででしたから。 20代の大阪丁稚時代のことです。年始回りが済んだ1月10日に見積もりを持って得意先に伺って怒鳴られました。 「松もあけてへんのに、商売の話すな!どんな躾受けとんのや!」 それ以来、15日までが松の内と固く信じてしまいました。
by mixa_suwa
| 2009-01-01 11:32
| 神楽坂よもやま話
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