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2009年 03月 23日
ソニーから位置情報を自動で測定できる小型端末が発売されました。
日経新聞の記事によりますと、商品名は「GPS-CS3K」で旅の軌跡をパソコン上に描いたり、デジタルカメラの写真を撮った場所に表示できるそうです。 デジカメのメモリーカードを抜いて本体に入れれば、撮影時間と結びつけて「どこで撮ったか」という情報を写真につけられるそうです。興味のある方は調べてみてください。価格は18900円。 風景カメラマンには便利なものが出てきましたね。 キャプションのために、いつどこで撮影したかの情報が必要なのですが、まれにカメラマンが忘れてしまったり勘違いしてしまうことがあります。 この端末を持っていれば、そのようなミスが防げるのではないでしょうか。 我々ストックフォト業者にとってもありがたい商品です。 GPSを使ってねえ、すごい時代になったものです…。と感慨に耽ってしまいます。 ところで、風景写真の購入を検討されているお客様から撮影場所の細かい情報提供を求められることがあります。 お答えしたいのはやまやまなのですが、できないケースも少なくありません。 ひとつには、そもそも細かいデータをカメラマン自身が持っていなくて、扱うフォトエージェンシーも知らないというケースです。この場合は上記の端末が普及すれば少なくなることが期待できます。 もうひとつは、あえて教えないという場合です。あえて教えないというのは、撮影場所はカメラマンのいわば営業秘密なので知らせないということです。 撮影地を探すにはロケハン(ロケーションハンティング、撮影地を探す下見です。)を何度も行ったり、撮影してシューティングに最適な季節、時刻を探るわけです。 そうして得た大切な情報は大げさに言えば、カメラマンの汗と努力の結晶です。 漏らすわけにはいかないこともあるのです。 まあ、釣り、きのこ狩りなどのポイントと同じですね。他人に荒らされたくないというわけです。 というような事情がありますので、GPS端末が普及しても、詳細な撮影場所情報をお教えできない場合もあります。 あらかじめご理解いただきたく、今日のブログとしました。悪しからず。
by mixa_suwa
| 2009-03-23 10:20
| ストックフォト
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