カテゴリ
以前の記事
ブログパーツ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 05月 13日
昨秋のリーマンショック以来様変わりしましたが、少し前までは日本一元気のある街、地域といえば名古屋および自動車産業を中心とした愛知県でした。
その元気の象徴とでも呼べるのが中部国際空港セントレアです。 GWに愛知県在住の友人と共に訪れました。 印象は噂通り、あえて名づけるならば実質本意というものです。 成田、関空などと比べると地味な感じがします。コストを重視したため直線ばかりの建築物、配色も白を基調としたそっけないもの、機能に徹したという感じがしました。 目に付いたのが、電車乗り場の名鉄のサイン。 名古屋840円、金山790円の価格表示が異常に大きいのです。これなら間違わないだろうとでも言わぬばかり。 デザインよりも機能優先ということでしょう。 トヨタが主体で作られたと言われるセントレア、なるほど民間の知恵が詰っているという感じがします。 関空の不採算ぶりを聞くと、このコスト重視は正解だなと思いました。 セントレアが賑わうのは飛行機を利用しないお客様でも十分に楽しめる観光施設となっているところです。 特にちょうちん横丁と呼ばれるレトロな雰囲気漂うショッピング&レストランエリアは要注目。 どこでも見かける全国的にチェーン展開しているお店ではなく地元で評判のお店を入れているのが良いですね。 おまけに愛知県人がこだわる“お値打ち”な店がいっぱい。 少し前までは、こういう施設の売店といえば地の利を利用し味平凡、価格高めのうれしくないお店が多かった気がします。 なるほど、こういうお店が集まっているのならわざわざ足を運ぶよな、という思いがしました。 それでは、ジモティー友人の一押、「ここで食わんと来た気がせん。」と言わしめたお店を紹介します。 まるは食堂。名前だけでもインパクトがあります。最新の空港施設に入るお店の名前がまるは食堂。 ここの名物はえびフライです。いやー愛知県らしい。 どの時間帯に行っても長蛇の列。待ちを覚悟する必要があります。 で、肝心のお味はというと、掛け値なしにおいしい。子供の頃から数限りなくエビフライを食べてきた私ですが 間違いなく一番おいしいと断言できます。 市場の競りに参加し仕入れるエビは新鮮そのもの、磯の風味が漂います。 ジャンボエビフライと形容されるボリュームたっぷりの大サイズ。 コロモばかり大きくて、食べてみるとアレッと肩透かしを食った嫌な思い出が彼方に飛んでいきました。 その大きな車海老2匹ついた定食が1,280円、これはお値打ちだがや。(と何故か名古屋弁) まるは食堂が無料で配布しているパンフレット、まるは秘伝書、これは必見です。 小さな冊子に商売の極意がぎゅっと詰っています。 今は亡き創業者 相川うめさんが伝授する「まるは食堂」旨さの秘訣、というのがサブタイトル。 愛知県ビジネスは実質本意、まるは食堂もまさにこれです。そして正直ビジネス、この不況下にはこういう商売こそが力を発揮するのでしょう。 並んでも食べる価値は十分、超おすすめです。
by mixa_suwa
| 2009-05-13 09:50
| 神楽坂よもやま話
|
ファン申請 |
||