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2009年 06月 26日
今週は上場企業の株主総会が多く開かれています。
経営不振に陥っている企業のなかにはリストラの進捗状況を説明しているところもあります。 リストラ策のひとつとして中高年社員の希望退職を行う会社も多いようです。 以前勤めていた会社も希望退職の応募が始まり、昔の同僚の動向が気になってしかたありません。 希望退職メインターゲットの我々アラフィフ世代は、一世代上の団塊世代ほどではありませんがよき時代を享受していました。 私が社会人となった80年代前半はまだ高度成長期に確立された会社&職業意識が真っ盛りの時代でした。 当時の会社&職業意識はざっと以下のようなものです。 大企業に入れば終身雇用制で定年まで生活は保障される。 大卒男子は幹部候補生として大切にされ、フツーに勤めていれば管理職にはなれる。 女性には一般職しかなく、寿退社という言葉で表現されるように専業主婦になることが幸せだ。 あれから四半世紀を経て、今では上のような意識はすっかりなくなってしまいました。 バブルが消え去ると同時に幻想となりました。 同期たちよ!時代は変わったことを自覚せよ。 このように書くと、元同僚からはそんなことは自明の理である、という言葉が返ってきそうです。 しかし、言葉で理解していることと、腑に落ちるというレベルでは相当開きがあります。 学校を出てから同じ会社で紆余曲折はあるにせよ四半世紀を過ごしたわけです。 時代は変わったと言われても、知識としては理解しても実感することはないのが当たり前です。 どのような時代になったのか? 安定の時代から大競争時代になりました。 20年前までは土地は必ず上り続けるものだと思われていました。それが需給バランスにより下がる時もあるというようになりました。 給与も毎年必ず上ることはなく、業績に連動して上下する時代になりました。 上場企業が倒産することが珍しくない時代になりました。 不安定でなんでもあり、の時代になったのです。 今は、これをすれば成功するという単純な法則が通用しません。 問いが発せられても、あるときはこれが正解であっても次の時には不正解となります。 また、私には正解であっても他の人にも不正解であるというような時代です。 簡単に言ってしまえば“正解はない”ということです。 そして、時代は後戻りすることはありません。 成功法則のあった時代をいくら懐かしんでも、それは単なるセンチメンタルで 解決にはなりません。 同期たちよ!正解はない。前を向いて進むしかないのだ。立ち止まっていても解決にはならない。 もう誰も助けてくれない。自分の力を信じて歩みだせ。 希望退職ターゲットの同世代へのメッセージでした。 ストックフォト販売サイト デザインコンシェルジュで新作イメージをご確認ください!
by mixa_suwa
| 2009-06-26 09:48
| 社内ベンチャー
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