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2009年 07月 03日
週に一度は食べる昼食の定番と言えば、広島風お好み焼きです。
以前の事務所の1階がお好み焼き屋さんだったので、事務所を変わっても毎週通い続けているというわけです。 お好み焼きには大きく分けて、広島風と大阪風があります。 私は広島の隣の岡山で10年、大阪で4年暮らしましたので、お好み焼きについて語る資格ありと勝手に自負しています。 その私が言うのですから間違いがありません。 神楽坂5丁目の「くるみ」のお好み焼きは天下一品です。 (誤解のないように、天下一品とはラーメンチェーン店の名前ではありません。) 岡山暮らしのとき週に一度は近所で、あるいは広島の出張時には欠かさずお好み焼きを食べていました。 その経験から言うのですが、「くるみ」はお好み村、広島駅に入る名店の味をしのいでいます。 広島風お好み焼きは素人では作れません。クレープ状にいかに薄く、真円に小麦粉を広げるかに経験と技術を要します。 大阪風の小麦、卵、具を混ぜたものであれば素人でも焼けます。子供の頃、自由焼きと称して、お客様に焼かせるというお店がありましたが、基本的にはつくるのにさほど熟練を必要としません。 焼きすぎ、形がおかしいというものであっても、お好み焼きとして成立しないということは先ずありません。 ところが、広島風のお好み焼きは下手な焼き方をすればお好み焼きとして認識できないようなものになります。 焼き手になるには才能と努力を必要とします。 ここの主戦焼き手Mちゃんの妙技には惚れ惚れします。 たまにオーストラリアや香港からの修学旅行生が集団で訪れますが、その手さばきを食い入るように見つめています。 いかにもインターナショナルな神楽坂らしい光景です。もちろん、近所のフランス人マダムも訪れます。 広島焼きのポイントはキャベツです。適当な大きさと量、適度の蒸し加減が決定的に味を左右します。 ここを勘違いして、おたふくソースがかかってさえすれば、広島風と思われてしまうのが残念です。 ソースの味は味に関わる重要な要素ですが、それ以上に焼き手の技量の比重が大きいです。 焼き手によって味が変わるのは寿司の握りと同じです。 寿司の握りはいかに空気をいれて堅すぎないように柔らかくならないかがポイントだと聞きます。 お好み焼きも同じです。いかに堅すぎず、形を崩さない程度に柔らかくするところが難しいようです。 さて、ここまで読まれた方、食べたくなりませんか? お昼のランチサービスなら750円くらいから食べられますからリーズナブルです。 最近は外で待ちが入るくらいの人気なので、混雑は少し覚悟してください。 ちなみに広島カープのクローザー永川はここのオーナーの甥っ子です。 広島出身の方は是非、懐かしさに浸ってみてください。 「一度、食べてみんさいよ。うまいもんじゃけえ。」というのがメッセージでした。 画像点数14万点超のストックフォト販売サイト デザインコンシェルジュはこちらから
by mixa_suwa
| 2009-07-03 09:47
| 神楽坂よもやま話
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