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2010年 12月 27日
今年も1年間、このブログをご愛読いただきありがとうございました。
おかげさまで、アクセス数が1日平均150となりました。 2年前の年末にアクセス数が60程度でしたので、2.5倍です。 この拙い文章が多くの方に読んでいただけることに心から感謝いたします。 さて、皆さまにとりましてはどんな年だったのでしょう。 上場企業のなかには新興国への輸出が伸び業績が著しく回復したところも多かったようです。 残念ながら、主に日本国内をマーケットにしているストックフォト業者は苦しい状況が続きました。 一昨年以来の広告出稿量の削減、印刷出荷高の低迷、出版業界の不振は回復の兆しがなかなか見えてきません。 この隣接業界に連動するストックフォト業界も不振の状態が続いています。 不振というよりも、この状態が恒常的になってしまったのかなとも思います。 この状態でやっていける会社というのは大胆なリストラを実行し、固定費を削減して採算ラインを大幅に下げたところです。 今、求められるのは次の一手です。 ところが、その次の一手が容易には見つかりません。 大雑把に言ってしまうと、マーケットの動向は価格が最優先されるというものです。 高価格のものから低価格のものへ、低価格のものから無償のものへ。 この傾向のなかでどんな戦略が取れるかを考えることが次の一手につながります。 確かなことはあります。 無償で入手できるコンテンツと同じような品質と仕様の有償コンテンツは売ることが難しい。 500円で販売されているコンテンツと同じクオリティーとスペックの10,000円のコンテンツは売ることが難しい。 今まで、この当たり前のことがキチンと認識されてなかったように思います。 価格が違っても、マーケットが違うから、そのマーケットに合った価格で販売できると思われてきました。 ところが、ネットの発達により価格の情報が容易に入手できるようになり状況は変わりました。 同じようなコンテンツを購入するのであれば経済合理性から考えて価格の低い方へ顧客は流れます。 これはストックフォト業界だけでなくさまざまな業界で起こっていることです。 証券業また然り、生命保険業また然り、損害保険業また然り、旅行業また然りと例をだしていけばキリがありません。 ここまで分かれば、次の一手はおぼろげながら見えてきます。 上記にあげた他の業界で既存の業者がネット専業社の台頭にどのように対処しているのか。 このことを調べれば次の一手を探すヒントは得られます。 ありふれた答えになりますが、差別化ってことになるのか、なって分かったような分からないような。 ということで、皆さま、良いお年をお迎えください。 詳細はコチラ!
by mixa_suwa
| 2010-12-27 10:24
| 神楽坂日記
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