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2011年 02月 04日
節分も過ぎ、今日は立春です。
暦の上で春となったせいでしょうか、昨日、今日と寒さが緩んで散歩日和です。 神楽坂は昨日、毘沙門天で節分の豆まきが行われ境内には多くの人が集まりました。 賑わいが衰えない神楽坂ですが、昨年末から賑わいが一段と戻ってきたようです。 週末、暖かい日には歩きにくいくらいの人が訪れます。 ところで、節分って季節の分かれ目です。不思議に思いませんか。 旧暦では立春の今日からが春となり、春は睦月(1月)、如月(2月)、弥生(3月)となっています。 現在の暦と旧暦はおおよそ1カ月ずれますので、新暦での2月、3月、4月を春としていたわけです。 現代人の感覚では2月は寒さの真っただ中で、とうてい春の気候とは感じられません。 体感的には3月になって暖かくなると春が訪れたと感じますが、旧暦ではなぜこの寒い季節でも春なのでしょう。 どうやら季節の概念というか感覚が旧暦と新暦とでは違うようです。 旧暦では節分から節分の間をある季節としていました。 なんだか訳の分からない文章で申し訳ありません。 旧暦では節分は季節を分けるという意味で年間4回あります。 節分(せつぶん)は、現在では立春の前日(太陽暦の2月3日か4日)をさしますが、もとはそれぞれの季節がおわる日、つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいます。 そうすると、春とは立春の前日の節分から立夏の前日の節分までの期間のことをいうのでした。 ですから寒さのピークの翌日からが春の始まりと認識されるのでした。 暖かくなったから春なのではなくて、寒さのピークを超える時期から春が始まると思われていたのです。 現在の感覚とは1月半程度ずれるのは、このような理由だからです。 この季節になると台湾の取引先からチャイニーズ・ニューイヤーのグリーティングカードが届きます。 それを受け取るたびに東アジアで旧暦を捨てたのは日本だけだなあと思い、旧暦に関心が向くのです。 同じころに中国や国内の中華街での春節のお祭りのニュースも流されるときにも思います。 せっかく東アジアで共通の基盤があったのに、それを捨ててしまったことは実に惜しいことですね。 旧暦がもう少し残っていたのなら、季節をもっと感じることができて暮らしが豊かに感じるんでしょうね。 都会での季節感のない毎日に旧暦のイベントが挟まるようだと、もう少し潤いのある毎日になりそうです。 お話し再び変わって神楽坂ネタです。 最近の話題はおととい2月2日に神楽坂テラスの1階にオープンしたフランスパンの店PAUL(ポール)です。 日本では20店舗あるチェーン店ですが、街角で日常的にフランス語の会話が聞こえる神楽坂での出店はナイス判断です。 フランスの店を移築したようなお店はプチパリと異名を取る神楽坂には相応しいです。 お値段少しお高めですが、たまにはカフェでまったりすることにします。 詳細はコチラ!
by mixa_suwa
| 2011-02-04 09:00
| 神楽坂日記
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