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2011年 02月 25日
「マイザの故郷は京都です。」というコピーを10年ほど前は使っていました。
1994年に大日本スクリーンのプロジェクトとして発足したマイザはまさしく京都生まれです。 私もマイザ誕生時は京都で働き暮らしていました。 時は流れて14年、今では京都で事業を立ち上げたことを知るメンバーは私だけになってしまいました。 月日と共に京都のDNAは薄れてゆきます。今残っているのは“いけず”な性格だけやろか(笑) それでも故郷との縁は切れずに、京都に関わりのあるカメラマン、プロダクションにお仕事をお願いする機会は少なくありません。 京都のクリエイターがほかの場所のクリエイターとどこが違うのでしょうか。 ネット時代にどこで作ろうが場所なんか関係なさそうです。 いいえ、うまくは表現できませんが、長い歴史に培われた文化の香りがそこはかとなく立ちあがってきます。 それはデジタルコンテンツであっても漂うところがおもしろいところです。 そんな京都で生まれ京都にこだわるマイザが京都でしか作りだせない素材集を発売しました。 すみません。今日は全面広告です。誇大な表現があってもお許しください。 2月9日に発売されたマイザ・イメージライブラリー、Vol.323 四季の花絵巻、Vol.324 和の紋様 小さな生き物 の紹介です。 和のワンダーランド(京都)からのテキスチャー集というかバックグランド集というか背景素材集になります。 Vol.323 四季の花絵巻 タイトル名とおりに四季の花々を丁寧に描いています。 この作品はアナログの日本画をスキャンしたものではありません。 フルデジタルの環境の元で日本画の手法に則って描いたものであるところに注目していただきたい。 中間調の色と微妙なグラデーションに和の紋様。 そして驚くべきはまるで筆で描いたかのように一本の線が太かったり細かったりすることです。 デジタルでは線の太さが均一なのが当然と思っていたのが、この思い込みをひっくり返してくれます。 微妙な筆のタッチをフルデジタルで再現する、この超絶技巧を見ていただきたいです。 Vol.324 和の紋様 小さな生き物 アマガエル、赤とんぼ、雀、金魚など身近な生き物たちをひとつの画面に楽しく整列させたアニマルパターン集です。 愛おしいという表現がぴったり。このモチーフがいかにも日本画です。 フルデジタルながら繊細なタッチはここでも発揮されています。 今までに見たこともない素材集に仕上がっています。 クセがないのが素材集に求められるコンテンツであれば、上記のタイトルはまさにクセだらけです。 素材集のフォーマットからは大きく逸脱しているのかもしれません。 しかし、この鍛錬に鍛錬を重ねなければ描けない絵であることはお分かりいただけると思います。 こういう新しいジャンルのものが受け入れられるとメーカー冥利に尽きるんですけれども。いかがでしょうか。 と、新しい試みのときは、いつも自信と不安がないまぜになってしまいます。 応援よろしくお願いします!
by mixa_suwa
| 2011-02-25 10:12
| ストックフォト
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