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2012年 01月 13日
ウィンタースポーツの華といえばフィギュアスケートです。
秋から冬にかけての週末のテレビ観戦は、わが家の楽しみのひとつになっています。 ところで、このフィギュアスケートという競技はかなり複雑です。 ただ見ているだけでは、どうしてこのような点数になるのか、なぜこちらの選手が勝ったのかが分からない場合があります。 なんとなく、こっちの方が上手、あっちが転んだ、ジャンプでミスをしたくらいのことしか見分けがつかないという人が多いのではないでしょうか。私がそうです。 採点競技は速さ、高さ、距離を競うという分かりやすい基準で判定される競技に比べて、そもそも勝敗が分かりにくいものですが、同じ採点競技の体操と比べてもフィギュアはより分かりにくいです。 そう思っていたときに書店で手を取ったのが「浅田真央はメークを変え、キム・ヨナは電卓をたたく」生島淳/著 朝日新書です。 なかなか意味深なタイトルですが、読んでみるとタイトルは優れた要約になっていることがわかります。 出版社の案内はこちらです。 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13285 ブックレビューでは散々の叩かれようですが、私のような初心者には分かりやすいものでした。 この本はサブタイトルが「フィギュアスケートの裏側」とありますが、熱心なファンにとっては誰でも知っていることと差しさわりのないことしか書いていないと批判を受けます。 逆にいうと、フィギュアはそれだけ書けない&書かないだけの裏の事情がある、深ーい競技であるともいえます。 私も著者と同じく、バンクーバーオリンピックでのキム・ヨナと浅田真央の点数の差が不可解だっただけに、その理由が分かったことは今後の観戦をより楽しくさせてくれるでしょう。 この理由がタイトルになっている、というのはネタばらしになりますね。 読んでいて思い出しました。私たち中高年がフィギュアに最初に興味を持ったのは札幌オリンピックでした。 アメリカのジャネット・リンの愛らしい笑顔に、中坊だった私は夢中になってしまいました。 その頃と今では、同じフィギュアといってもまったく別競技といっていいほど変わっています。 その変遷を勉強することもおもしろいことです。 フィギュアは世につれ、という感じで、この競技も時代を反映せざるを得ないということでしょうね。 いつものように、ふと考えました。 フィギュアは複雑ですが、どのスポーツでも観戦を楽しもうとすれば知識は必要です。 勝敗が分かりやすい相撲でも、決まり手全部が分かればおもしろさは倍増するでしょう。 ましてや各々の部屋の伝統、所作の特徴まで理解するようになれば尚更です。 つまり、本当におもしろさを理解するには何事にも知識が必要となる、そのためには勉強しなければならない、ということです。 といつものように、オヤジらしく話をまとめてしまいました。 詳細はコチラ!
by mixa_suwa
| 2012-01-13 09:48
| 神楽坂日記
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