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2012年 07月 20日
BSA(business software alliance)という団体から手紙が届きました。
封筒には「貴社のリスク・コンプライアンスに係る重要なお知らせ。」と物々しいコピーが白抜きの文字で印刷されています。 ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、ソフトウェア業界を代表する70社以上が加盟する非営利団体です。 現在は世界80カ所以上の国や地域で活動しており、日本国内においては不正コピー撲滅運動ならびにソフトウェア資産管理(SAM)を推進しています。 以上が封筒に印刷された、この団体の紹介です。 手紙の内容は、経営者向けに、コンプライアンス徹底を目的とした「ソフトウェア管理状況」についてと題され、社内のコンプライアンス強化を勧めています。 社内のソフトウェア管理責任者に対して、この団体が求める指示を実行することを勧めています。 詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。http://www.bsa.or.jp/ この団体のメンバーはアメリカの著名なソフトウェアメーカーが主体です。 自分たちの権利を守るために、このような団体を作り、実際にユーザーと思われる企業にDMを送って啓蒙活動を行っています。 お国柄でしょうね。 日本のメーカーなら、このようなDMを送るのは相手を疑っているようで失礼になるのでは、と配慮をするでしょう。 法、契約に対してはっきりしている国民性がこのDM送付からも窺えて興味深いです。 彼らにすれば当然のことで、不正使用により自らの権利が侵されるのであれば対応に躊躇することはないのでしょう。 それでは、著作権を扱う日本の業者(ストックフォトエージェンシーを含めて)は、不正利用に対して毅然とした態度であったかと尋ねられると、少し口ごもらざるを得ません。 不正利用を指摘すると顧客の機嫌を損ねるとか、法的な対応を起こすと手間と費用を考えると割に合わない、などと理由をつけて傍観していたケースが少なからずあるように思います。 何も対応せず、泣き寝入りするのが、結果的には一番得だという実態もあります。 違法コピーをする人は「ソフトやコンテンツに金払うつもりはない、コピーしたってバレなきゃいいだろ、 どうせ見つからないし…。」というのが大方の認識です。 不正行為を指摘しても、日本人相手なら「まあまあまあ固いこと言うなよ、誰でもやってることだ」と開き直ります。 残念ながら、こういう態度の人と会ってきましたし、話しは嫌というほど聞きました。 デジタルデータはコピーして無償で入手するのが当たり前で、金を払う奴はバカだ、とのたまう中学の同級生もいました。 くそ―、思い出しても腹立たしいです。 残念ながら、外圧に弱いのも日本人の特徴です。 違法コピーは犯罪行為であるということを認知させる意味でも、こういう団体が活躍して欲しいものです。 どんどん摘発が増えてくれば認識も変るでしょう。 ソフトウエアでもコンテンツでも、不正コピーは万引きと同じで犯罪である、刑罰の対象になり社会的制裁も受けて当然、というように。 詳細はコチラ!http://www.de-con.jp/media/package/XAMIL
by mixa_suwa
| 2012-07-20 09:42
| ストックフォト
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