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2013年 03月 01日
前回のブログで息子が父親と共通の趣味を持っていることが、小さな親孝行になることを書きました。
今日はその続編となります。 子供のいない私には息子と共通の話題を語ることの楽しさを経験したことがありません。 でも、こんな感触に近いのかなと思わせることが先日ありました。 家内の姉の大学生に今春なる息子、つまり私の甥が競馬に連れて行って欲しいと言われ、2月17日に東京競馬場に連れてゆきました。 どうして競馬に興味を持ったのかは分かりません。 少しワルの臭いとオトナの世界を覗いてみたいのだと勝手に想像します。 初めての競馬場に彼は興奮のしっぱなしです。 府中本町から競馬場へと直結する通路を歩くと、こんなにも大きな通路を同じ場所に向かう人ばかりということに驚きます。 競馬場に入れば、その圧倒的な広さに度肝を抜かれます。なぜなら野球場かサッカーグラウンドくらいと思っていたからです。 それからも驚きの連続です。 G1のファンファーレに沸き起こる手拍子、ゴール前の怒号と絶叫、華やかな表彰式、風に舞い上がるはずれ馬券…。 何万人もの人たちが、ハイテンションになって騒いでいるのですから、“こんなことはじめて”とビックリしたのです。 彼の驚きようを見て、私も愉快な気分になってきます。 人にお節介をするのが大好きな私は過剰なくらいに教え魔ですが、頭の回転の速い彼は理解もはやいので、教えがいもあります。 目の前で行われているレースは左回りなのに、ターフビジョンに映る京都競馬場はなぜ右回りなのかと聞いてきます。 へー、初めて見て、コース形態に気づくのかと観察眼に感心します。 この日に行われたG1レースの歴代のレースタイムをじっと見ていると、ほとんどは1分30秒代なのに1つだけ1分50秒台があるのを見つけて、こんなに走破タイムが変る理由は何かと聞いてきます。 数学のできる子なんで、特異データを見つけることが習性になっているのだと理解しました。 なるほど勉強のよくできる子のはずだと納得してしまいました。 でも頭の良さだけではありません。プレゼンテーターを務めた女の子が記念撮影しているところでは、全然フツーの人とはオーラが違うとやっぱり興奮です。クラスの女子と比較しているんだろうなと推測しました。 やっぱり君も男だね、と微笑ましく思うのでした。 疑似父息子体験をして、父親の友人の気持ちが少し分かったような気がしました。 叔父さんの趣味に付き合ってくれた甥っこに感謝です。 詳細はコチラ! http://de-con.mixa.jp/media/package/XAILM
by mixa_suwa
| 2013-03-01 09:30
| 神楽坂日記
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