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2014年 11月 14日
書店のビジネス書コーナーで平積みにされている「物を売るバカ 川上徹也/著 角川ONEテーマ21」の紹介です。
出版社からの案内はこちらです。 http://www.kadokawa.co.jp/product/321311000243/ タイトルのネーミングが絶妙だからでしょうね。よく売れています。 正直に本の内容を表すなら「ストーリーで売れ!」になるでしょうが、この挑発的なタイトル名「物を売るバカ」で思わず手に取ってしまいます。 サブタイトルの「売れない時代の新しい売り方」でも弱いなあ。やっぱり「物を売るバカ」は秀逸ですね。 分かりやすくて読みやすい、というのもこの本の特徴ですね。 商品販売のコピーライティングは、小学校3年生でも理解できるような平易な文章で、と言われます。 この原則をきちっと守った本ですね。 著者はコピーライターですから、なるほどといった感じです。 この本自体がコピーライティングの見本のようです。 注目したのは、懇意にさせていただいている「カスタネット」が大きく取り上げられているからです。 弊社と同じく大日本スクリーン製造(現:SCREENホールディングス)の社内ベンチャーとして誕生した「カスタネット」。 スタッフ10名の小さなオフィス用品販売会社ですが、社会貢献に熱心に取り組んでいることでマスコミによく取り上げられます。 「モテる会社」の秘訣は「社会貢献からはじまるいろいろな物語」を売っているからと書かれています。 たしかに、その通りです。超強力な競合のAスクルやCネットより多少価格が高くとも、私はオフィス用品をカスタネットから買っています。 自分ではできないけど、間接的ながら社会貢献を応援しているという気分になっています。 熱血漢という表現がぴったりの植木社長、ご苦労を知っているだけに、このように取り上げられることはうれしいです。 他にも、物語で売っている事例がたくさん紹介されています。 正直なところ、取り上げられている事例は、すでに様々な媒体で取り上げられたものが多く新鮮味はありません。 しかし、細切れで知っていた事柄を、このように集めてテーマに沿ったように並べられると、この著者の言わんとしていることが余計に理解できるようになりました。 知っているだけで、知識レベルにとどまっていたことを反省しました。 復習させてくれるだけでなく、知識は使ってこそなんぼだなと思わせてくれます。 知って楽しいでは単なる趣味です、この本から学び実践してこそのビジネス書。 たった800円で、商売のコツを教えてくれるのですから安いものですね。 ということで、提灯持ちのようなブログになってしまいました。
by mixa_suwa
| 2014-11-14 09:30
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