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2015年 08月 07日
少し古い話しで恐縮です。
6月に発行された日本写真家協会(略称・JPS)の会員誌「日本写真家協会会報 第159号」に“激変するストックフォトビジネス”というタイトルで 2ページ約4000字の記事を書きました。 掲載分はこちらからご覧いただける予定です。http://www.jps.gr.jp/kaiho159/ JPS(日本写真家協会)ってなんやねん?という方はこちらへ。http://www.jps.gr.jp/ 会員数1600名を誇る、日本のプロカメラマンの団体としては最大の公益法人です。 この会員になるには審査も厳しく、会員になることは名誉なこととされています。 名刺に会員であることを誇らしげに入れている写真家と合うこともしばしばです。 この会員でストックフォトに取り組んでおられる方もいますが、どちらかというと芸術としての写真「作品」に取り組んでおられる 実績のある“先生”が多いという印象です。余談。 この記事はストックフォトの現状を、分かりやすくコンパクトにまとめたつもりです。 正確に誇張もなく書いたつもりですが、現状を正確に書くと写真の価値がどんどん落ちてゆき、それをストックフォトが 助長しているような感じになってしまいました。 写真そのものの価値と同等にITリテラシーが必要であるとか、オリジナリティーよりもマーケティング能力が必要などと 書いてしまっているのですから。 不快な気分になった写真家も多いだろうなと想像します。 逆に、こういう世界があるなら、俺も試してやろうと思ってくれた写真家が一人でもいればうれしいですね。 写真家先生にも注目される存在感のある団体、日本写真エージェンシー協会(JPAA)にしたいものです。 ついでに、もうひとつ。 6月に発行された日本写真著作権協会(略称:JPCA)の会員誌「JPCA NEWS 5号」に「変動するストックフォトエージェンシーの世界」というタイトルで、JPAAの小羽会長と私のインタビュー記事が掲載されました。 掲載されたインタビューはこちらでご覧いただける予定です。 http://www.jpca.gr.jp/about/topics/JPCA-NEWS-005-20150620.pdf JPCA(日本写真著作権協会)のご案内はこちら。http://www.jpca.gr.jp/ こちらのインタビューも、上記の会報誌に執筆した内容とほぼ同じ、現状のストックフォトビジネスの現状を語ったものです。 「写真家の仕事が減って、酒を飲んで愚痴をいうのではなく、新たなビジネスでも取り組んでみろ!」と会員に刺激を与えてやって欲しい、という意図がありました。 JPCA(日本写真著作権協会)に参加する写真家の台所事情を反映しての依頼だったわけですね。 正直なところ、ストックフォト特にRF(ロイヤリティーフリー)は、写真の価値を毀損したと言われても仕方がないと思います。 もちろん、インターネットの普及、デジタル化という外部環境の変化と、マーケットニーズによるものですが、写真家の権利を行使しないことで、売れる商品となったことは事実でしょう。 ですから、JPCAのインタビューは少し憂鬱だったのですが、受けた印象はけっして悪いものではありませんでした。 あからさまに敵意を持たれていても仕方ないと覚悟していたのですが、ストックフォトの現状を興味を持って聞いていただけました。 ということで、マイザの社長としての活動ではなく、業界団体の日本写真エージェンシー協会(略称:JPAA)の理事としても働かさせていただいております。と本日は私の自慢でした。
by mixa_suwa
| 2015-08-07 09:30
| ストックフォト
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