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2017年 01月 30日
社長を辞めてプー太郎になったので、保険を社会保険から国民健康保険に切り替えました。
今までは会社折半での負担でしたので、多少は負担が増えるなと思っていたら、多少どころではありません。 年額90万円になると言われて絶句しました。 「90万円かあ…、月7万5千円とは大きな負担だな、健康だけは自信があるので医者にかかることは滅多にないのにこんなに払わなくちゃならんのか…。」と心の声。 顔に出たのでしょう。済まなさそうに役場の人が説明してくれます。 「国民保健の金額は、前年度の年収によって決まるのです。従って、高いお給料をいただいていた方が退職して国民保健に入られるとこのような金額になってしまうのです。」 「そういう制度になっているのか、なんだよ住民税と同じか…。税金なら仕方ないけど、保険は納得しがたいなあ…。」再び心の声。 続けての説明。 「本当に入られますか?一度入られますと、他の保険に加入する以外の理由で脱退することはできませんよ。」 え?国民皆保険制度のわが国なのに、加入の意思確認するとはどういうことだ?ポカンとしてしまいました。 「高い収入を得られていた方でこの保険料をお聞きすると、お怒りになる方が多いのです。収入がなくなるというのに、どうしてこんな金額を払わなくてはいけないのか?と」 はあ、たしかに怒る人の気持ちも分かります。 「また一度入られたら抜けられないことを知って、どうして事前に教えてくれなかったのかとお怒りになる人もいらっしゃいます」 なるほど、後で怒鳴りこまれるのがイヤなので、保身としてこういうことを説明しているのです。 では、このド高い保険料を払わないようにするには、どうすればいいのか? もちろん、こんなことは面と向かって教えてくれるわけはありません。 でも、国民保険料は前年の収入によって決定されるということが分かったので対策は考えられます。 1年間どこかの企業で低収入で働くか、あるいは無職で保険に入らず1年を過ごし、翌年から加入すればいいのでしょう。 しかし、皆保険の建前からすると、後者はあきらかにおかしいなあ?こんなことは許されるのか? こういうクダラないことを考えていると、これは制度がおかしいと思いました。 たしかに収入がなくなるのに、高額の保険料を払わなくてはいけないのは納得しがたいものがあります。 保険なら現在の収入に応じて金額が決めて欲しいものです。 民間の保険なら、補償に応じて保険料が決まりますから、これと同じにして欲しいです。 こちらのほうが公平な負担ではないでしょうか。 保険制度はおかしなところばかりです。 以前加入していた印刷製本健保では後期老齢者への負担が得られる収入の50%に達しています。 組合員の支払う保険料は、自分のためではなく半分を75歳以上の高齢者の医療費に使われています。 これは以前にブログでも書きましたので、これ以上は書きませんが、おかしいですよね? 取れるところから取りながら、保険制度は大幅な出超です。 受益と負担のバランスが取れていないのが原因ですが、払う側すると納得できませんね。
by mixa_suwa
| 2017-01-30 09:30
| 石神井日記
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